CPUファンエラーでBIOS画面しかパソコンが起動しない場合の対処法

パソコンのケース内部

先日、CPUファンエラー(CPU Fan Error! Press F1 to Run SETUP)がパソコン起動時に表示されるようになり、BIOS画面しか起動できなくなるという状態に陥りました。

何とかパソコンが起動できるようになったのでその時に調べた内容についてメモを残します。

パソコンが正常に起動できないと焦ってしまいますが慌てずに対処しましょう。

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CPUファンエラーの原因と対処方法

CPUファン

CPUファンエラーは、BIOSで計測されるCPUファンの回転数が少ないときにファンの故障の疑いがあることを警告するメッセージです。

故障以外では次の2点がCPUファンエラーの原因として考えられます。

CPUファンコネクタの接続ミスをしている

CHA_FAN、CPU_OPTなどの各ファンのコネクタに誤ってCPUファンを接続している可能性があります。

CPUファンを新しく取り付けた時にエラーが発生した場合は正しいコネクタに接続を行っているか確認してください。

CPUファンの回転数が足りていない

CPUファンの回転数がBIOSの既定値である600rpm以下の場合はCPUファンエラーとなってしまいます。

低速のCPUファンを使っている場合はBIOSで回転数の下限を変更してください。

私の環境でCPUファンエラーが発生した理由

私の以前のPC環境はフルHDのモニタ2台をエルゴトロンのデュアルモニターアームの横型で並べて使うというものでした。

モニターアームは色んな企業から販売されていますがエルゴトロンが鉄板です。

フルHD2枚でも満足していたのですがさらにモニタを増やしたいと思うようになりました。

しかし、私のデスクはそれほど大きくないのでこれ以上モニタを並べるわけにもいきません。

そこで前から気になっていた4Kモニタの購入を検討した結果、デュアルモニターアームをやめて4Kモニタ1台にすることにしました。

購入したのは某掲示板の4Kスレで1番人気だったLGの4Kモニタです。

私のPCのグラボはRadeon HD 6900だったのですが4Kに対応していなかったので4K対応して性能もそこそこあるGeForce GTX 1050Tiを購入しました。

グラボを交換したところBIOSのバージョンが古いせいか画面に何も映らなくなってしまいました。

マザーボードはASUSのP8P67を使っています。

調べてみるとBIOSのアップデートが必要そうだと感じたのでASUS公式ページから最新のファイルをダウンロードしてアップデートすることにしました。

BIOSのアップデートが終わりパソコンを起動すると問題無く画面が表示されたので安堵してグラフィックボードのドライバ等をインストールしました。

ASUSのマザーボードはCPUファンエラーが起こりやすい

ここまでは良かったのですがパソコンを再起動すると「CPU Fan Error! Press F1 to Run SETUP」と表示され起動できなくなりました。

何度やっても同じメッセージが表示されてBIOS画面までしか起動できません。

後でPCショップの店員さんに聞いて分かったことなのですが、BIOSのファームウェアをアップデートするとBIOSの設定が初期値に戻るとのこと。

ファームの更新をしたことが無かったので始めて知りました。

そういえば以前にCPUファンエラーがたまに発生したことがあった時にBIOSの設定を少し変更していたことを思い出しました。

その設定が元に戻ったのでエラーが再発するようになったわけです。

ASUSはCPUファンの回転数チェックが他社より厳しいので低速のCPUファンを使っているとエラーが発生しやすいそうです。

私のPCは静音性を重視して大型のファンがゆっくり回っているので尚更CPUファンエラーになりやすい状態でした。

私が行ったCPUファンエラーの対処方法

回転数の速度が原因のCPUファンエラーの対処方法は簡単です。

まずはPC起動時にF2キーやDELキーを連打してBIOS画面を表示させましょう。

CPUファンエラーの画面が表示された時にF1キーを押してもBIOS画面に入れます。

下記画像ではCPUファンスピードが低速のため赤くなって警告表示されているのが分かります。

BIOSのCPUファンエラー

それではCPUファンエラーが発生しないように設定を変更していきましょう。

画面右上の「終了/アドバンスト」をクリックします。

BIOSのアドバンストを選択

ポップアップが表示されるので「アドバンストモード」をクリックします。

BIOSでアドバンストモードに入る

アドバンストモードのメイン画面が表示されるので「モニタ」タブをクリックします。

BIOSアドバンストモードのメイン画面

モニタの画面になるので「CPUファンスピード」をクリックして「無視」か「モニター」を選択します。

BIOSでCPUファンスピードを選択

無視 CPUファンスピードをモニターしません。
ファンの回転数がいくつであっても警告を一切表示しません。
モニター CPUファンスピードをモニターします。
ファンの回転数が設定した最低回転数に満たない場合に警告画面を表示し、PCが起動できないようにします。

CPUファンスピードは出来るだけモニターしておくことが好ましいです。

そうでないと、本当にCPUファンが壊れているときに異常を検知できなくなる恐れがあるからです。

続いて「CPUファンの最低回転数」をクリックして任意の回転数を選択します。

BIOSでCPUファンの最低回転数を設定

現在のCPUファンの回転数よりも少し低いものを選択してください。

私は現状の回転数が450RPMほどだったので最低回転数を400RPMに設定しました。

マザーボードが古いと最低回転数の設定項目が無い場合もあるので、その場合は「CPUファンスピード」を「無視」にして対応するしかありません。

設定が完了したら画面右上の「退出」をクリックします。

BIOS画面を退出

ポップアップが表示されるので「変更を保存しリセット」を選択します。

BIOS設定を保存してリセットを選択

最適な既定値をロードしますか 全ての設定をデフォルト値に戻します。
変更を保存しリセット BIOS設定で変更した内容を反映させます。
変更を保存せずに退出 BIOS設定で変更した内容を破棄します。

これでPCを再起動したときにCPUファンエラーが出なくなるはずです。

もしまだエラーが出るようであれば「CPUファンの最低回転数」をさらに落とすことを試してみてください。

まとめ

CPUファンエラーでパソコンが起動できなくなった場合の対処方法について解説しました。

BIOS画面の設定変更は慣れていないと難しそうなイメージがありますが、CPUファンエラーであればちょっと設定を変えるだけなので簡単です。

たまにCPUファンエラーが出てストレスが溜まっていた方はファンの最低回転数を少し落としてみると良いかも知れません。

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