Windows10のタスクバーに検索ボックスが表示できなくなってしまった場合の対処法について解説します。
タスクバーを右クリックしたときのメニューにある「Cortana(コルタナ)」には、通常は「表示しない」「Cortanaアイコンを表示」「検索ボックスを表示」の3つの項目があります。
しかし、特定の条件で「検索ボックスを表示」が選択できなくなるので、その原因と対処法について見ていきましょう。
検索ボックスが表示されない原因と対処法
まずは検索ボックスの表示のさせ方を解説します。
タスクバーを右クリックするとメニューが表示されるので「Cortana」を選択して「検索ボックスを表示」をクリックします。
するとスタートボタンの横にCortanaアイコンと共に「ここに入力して検索」という検索ボックスが表示されます。
しかし、以下に示す3つの条件のいずれかを満たした場合は「検索ボックスを表示」が選べなくなります。
画面解像度の横幅が小さい
画面解像度の横幅が小さいと検索ボックスを表示していてもCortanaアイコンだけになり、「検索ボックスを表示」の項目が消えてしまいます。
上記はデスクトップを右クリックして「ディスプレイ設定 > ディスプレイ > 画面解像度」で解像度を「800×600」に変更したものです。
横幅が1200ピクセル以下になると「検索ボックスを表示」の項目が消えるという情報がありましたが、当環境では「800×600」の時だけ検索ボックスが表示されませんでした。
わざわざ低解像度にしている人は居ないと思いますが、画面解像度を極端に小さくしている場合は大きなサイズに変更してみてください。
小さいタスクバーボタン(アイコン)を使っている
タスクバーのアイコンは大きなサイズと小さなサイズが選択できますが、小さなサイズを選択していると「検索ボックスを表示」が選べなくなります。
アイコンを小さくしている場合は大きくしてみましょう。
サイズを変更するには、タスクバーを右クリックしたメニューから「タスクバーの設定」を選択します。
タスクバーの設定画面が表示されるので「小さいタスクバーボタンを使う」をオフにします。
こうすることで「検索ボックスを表示」が選択できるようになります。
タスクバーを上に持ってきている
Windowsは標準ではタスクバーが画面の下に表示されていますが、上にあった方が使いやすくて位置を変更している方もいると思います。
しかし、タスクバーを上にすると「検索ボックスを表示」が項目から消えてしまいます。
タスクバーの位置を変更している方は画面の下に戻してみてください。
タスクバーの右クリックメニューから「タスクバーを固定する」のチェックを解除して、タスクバーをドラッグして画面下へと持っていきます。
すると「検索ボックスを表示」の項目が表示されるようになります。
まとめ
Windows10のタスクバーに検索ボックスが表示されない場合の対処法について解説しました。
タスクバーを上にすると検索ボックスが表示されない現象はあまり知られていないようです。
普段、私はタスクバーを上にしてWindowsを使っているので検索ボックスが表示できない原因を突き止めるのに苦労しました。
同じように困っている人の助けになれば幸いです。